クリスマスは、誰のもとにも等しく訪れる。 楽しさも、寂しさも、人の数だけ想いを引き寄せて… イブの夜、クリスマスケーキの販売にいそしむマリアは、迷子の男の子・聖夜と出会う。 サンタの格好をした彼女を、本物かと尋ねる聖夜は、はぐれた母親を探していた。 サンタならば、母親を見つけたいという自分の願いを叶えてくれると思っていたのだ。 なりゆきで一緒に母親を探すことになった2人だが… これは君に贈るプレゼント。 小さなキセキを届けてくれた 聖なる夜のお話。